世界一の高さを誇る
ウルム大聖堂をシンボルに持つ
バーデンヴュルテンブルク州の街 ウルム。
物理学者アルベルトアインシュタインの
故郷としても知られています。
ウルム駅から徒歩で観光できるスポットを
ご紹介します。
ウルム中央駅
ウルムへはICE(ドイツ版新幹線)を利用すれば
ミュンヘンから約1時間半
シュトゥットガルトからは約1時間で到着します。
ウルムの駅ビル?はコンパクトな作りの中に
スーパーや、パン屋さんなどのお店が色々あり、
買い物をするのに便利です。
駅前にタクシー乗り場があり、
タクシーが沢山待機していますので
大きな荷物などがある場合は便利です。
徒歩で観光する場合は、中央駅を抜けて、
大きな通りを大聖堂を目指して歩いていけばいいので
迷わずに済みます。
大聖堂周辺
駅を出て10分ほど歩けば、
ウルム大聖堂に到着します。
世界一高い大聖堂の内部には階段があり、
展望台に登ることができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
大聖堂広場周辺にはカフェやお土産物屋さんが色々あります。
シュタイフベアもありますよ。
市庁舎 Rathaus
大聖堂広場から少し南に行くとある
市庁舎 Rathaus
外壁の壁画が有名です。
中にも自由に入れます。
中には、ウルム出身の
アルプレヒト・ベルブリンガーが発明した
ハングライダーが展示されています。
これで空を飛んだそうです!
ウルムはアインシュタインの故郷として有名ですが
この、
仕立て屋でありながら機械に興味を持ち
発明家として活動し、
ドイツで初めて空を飛んだという
ベルブリンガーという人の経歴も
なかなかユニークです。
「ウルムの仕立て屋」として小説や映画にも
なっているそうですが
小説は日本語には訳されていないそうです。
隣には市立図書館があり、
こんなアートも。
ドナウ川周辺
ウルムはかつてドナウ川の水運で栄えた町です。
肉屋の塔の伝説
川のほとりにある
肉屋の塔。
下の写真にある細長い塔ですが、
傾いているのが…わかりますか?
昔、ウルムの肉屋たちがソーセージにおが屑をつめてかさ増しして
販売していたことがバレてしまい、
怒った市長がウルム中の肉屋をこの塔に閉じ込めた。
その際、太った肉屋たちが塔の隅に逃げ込んだために
傾いてしまったという伝説があります。
その話も、肉屋が一人のバージョンや、
かさ増しではなく、不当な値段で販売していたとか
色々なバージョンがあるそうです。
日本ではあまり見られないほど
川面がすぐそこに。
このあたりは
漁師や釣り具職人たちの街だったそうで
漁師の一角 Fischer Viertelと言われています。
傾いた家 Schiefes Haus
この地区で最も古いと言われる
傾いた家 シーフェスハウス。
これは本当に傾いているのが近くからよくわかりました。
現在はホテルとして営業しているそうで、
中は傾いてないそうですよ。
大人気シーフードレストラン Zur Forelle
傾いた家からすぐのところにあるシーフードレストラン。
時間が合わず予約ができなかったため、
2回飛び込みで訪れましたが
結局入れませんでした。
予約必須です!!
Zur Forelle HP
スズメの伝説
ウルムはスズメがシンボルの街でもあるんです。
街にはスズメのオブジェが沢山あります。
何でも、昔、ウルムの街に
建物をどんどん建てようとしていた時代のこと。
材木を大量に運びたいのですが
長いものは門を通過できなくて人々は困っていました。
するとその時、スズメが小枝を縦に加えて
運んでいるのを見て、
縦にして門を通過することを思いついたといいます。
街の人々はそれ以来、スズメに感謝するようになったという
伝説です(それまでなぜ気づかなかった)。
本当のスズメ?もいました。
お土産にはこんなバッグもありましたよ。
(横に加えていますけどね。。。)
アインシュタインの泉
大聖堂から10分ほどのところにある
アインシュタインの泉。
辺りには誰もいません。
この頭についているものは巻貝らしいです。。。。
ちょっとした路地が素敵な街です。
パン文化博物館 Museum der Brotkultur
時間があれば、こちらもおススメです。
パンの製法や、販売方法の歴史
食べ物についてなど
盛りだくさんの内容です。
じっくり見るなら1時間はかかります。
配給のチケット
- 営業時間 10:00~17:00
- 料金 4ユーロ 子ども、シニア、学生 3ユーロ
- 開館日 毎日(但しクリスマスや年末年始休暇あり)